ハイライト
J1リーグ33節
清水エスパルス - ヴィッセル神戸
11月24日(土)/14:00/IAIスタジアム日本平
清水エスパルス
今季成績(32節終了時):7位 勝点47 14勝5分13敗 49得点・41失点
【最新チーム事情】
●フレイレの負傷によって立田がCBで出場か。
●北川が代表戦でアシストを記録。
●兵働の引退セレモニーを実施。勝利で花を添えたい。
【担当記者の視点】
ホーム最終節となる神戸戦はフレイレが負傷のために欠場の可能性があり、代わって立田がCBに入る見込み。ここ5試合1失点という堅守をキープできるかどうかに注目が集まる。
一方の攻撃面ではドウグラスと北川の2トップが好調を維持している。神戸の攻撃の要となるポドルスキとイニエスタへのパスコースを消しつつ、良い形でボールを奪ってカウンターに持ち込めればゴールの可能性は高まりそうだ。
また、試合後には兵働の引退セレモニーが行なわれる予定だ。功労者を良い形で送り出す意味でも、勝利を飾りたい。神戸――攻撃のキーマンになりそうなのはポドルスキ
J1リーグ33節
清水エスパルス - ヴィッセル神戸
11月24日(土)/14:00/IAIスタジアム日本平
ヴィッセル神戸
今季成績(32節終了時):12位 勝点41 11勝8分13敗 39得点・47失点
【最新チーム事情】
●勝利すれば、他会場の結果に関係なく残留が確定。
●U-21代表のUAE遠征で負傷した藤谷が、今節は欠場する見込み。
●那須は出場すれば、J1通算出場400試合目。
【担当記者の視点】
勝利すれば、他会場の結果にかかわらずJ1残留が決定する。引き分けた場合でも、湘南、鳥栖、名古屋のいずれかが引き分け以下であれば、降格を免れるとあって、是が非でも勝点が欲しい試合だ。
最重要テーマは、北川とドウグラスの2トップをいかに止めるか。直近リーグ5試合で9得点を挙げているコンビを完封できれば、自ずと勝点獲得の確率は高まるだろう。左SB松原のオーバーラップも警戒して、2トップへのパス供給も遮断したい。
攻撃のキーマンになりそうなのは、ポドルスキ。このエースの十八番の形(カットインからのミドルシュート)をどれだけ作れるかはひとつのポイントとなる。
この“勝点3”が来季へつながる。ACL出場の可能性が残る清水エスパルスとの真剣勝負
J1残留争いの直接対決となった前節のサガン鳥栖戦を引き分けたヴィッセル神戸は、J2自動降格という危機を回避した。残り2節で勝点1以上を積み上げれば、J1参入プレーオフ行きも自力で回避できる。ほぼJ1残留が決定したと言ってもいい状況だ。とはいえ、改革半ばの“クリムゾンレッド”に立ち止まっている時間はない。残り2試合は調整試合ではなく、少しでも理想に近づくための強化試合である。
その意味合いで言えば、今節対戦する清水エスパルスは打って付けの相手だろう。残り2節の結果次第ではACL出場の可能性を残しており、モチベーションは高い。消化試合ではなく、真剣勝負ができる相手となる。
清水エスパルスは現在7位。ACL出場圏内の3位・鹿島アントラーズとは勝点5差。自力でのACL出場権獲得はないが、今節のヴィッセル神戸戦に勝てば何かが起こる可能性は秘めている。しかも、直近5試合で4勝1分けと好調。ACL出場の可能性を残す上位8チームの中で最も勢いのあるチームだ。
注目は、10月のJ1月間MVPに選出された若きエース北川航也とドウグラスの強力2トップだろう。前節の名古屋グランパス戦では2人揃って得点を挙げており、この2トップを止めない限りヴィッセル神戸に勝機はない。
続き:ヴィッセル神戸公式
■□■□■ ヴィッセル神戸 Part 923 IP有 ■□■□■
元スレhttp://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/soccer/1542874342/
そしてスタメンは?
楽しみでしかない
このタイミングだとやりにくいよな
現地12時着だけど席あるか不安
勝ってほしい
スンギュは移籍でヤセルもいなくなるのかな?
てか残留争いしてるのに宮とか試してる場合じゃないだろ
ドウグラス抑えれるのヤセルくらいだろ
ヤセルも来期居ないパターンなのか?
それにしても宮を使うとは…
博文の序列はそこまで落ちてしまったんやな
まあいい意味で期待を裏切ってくれればいいけど
韓国代表で試合出てたはずだけど
外国人枠あけるためやろなあ
だからGKは日本人でいくんだろう
おそらく練習だと悪くない出来なんだろう
チャンスを与えたくなる何かは持ってる
個人的にはもう期待してないけど
ポジれる要素がなさすぐる
誰かポジな情報くれ
多少情があるサポにはキッツいだろうな
組織がどうとかいうレベルではない個人のポカばっかりだった気がするが
韓国代表で出てたから移籍だと思われ
でも、渡部はリージョのこと、好きだぞ。たぶん。ただ、他からオファーあれば、出て行きそうだけど。今の神戸には合わないだけで、選手としてはまだまだフィットするチームあるはず。
http://blogola.jp/p/80276
守備いいし
リージョやべえかもしれんわ・・
どっちも成功だし
落ち着け!!!
宮は危なっかしい。進歩しとらんな
ヤセルの方がええわ。
リージョの指示だろうな
何が起こってるんです?
ウェリは制裁あるやろな…
いくらなんでも審判クソすぎるわ、ロスタイム何分取ってんねん。ウェリントンを擁護はできんけど、あれは選手もストレス貯めるわ
テセは人格者だからなw
イニエスタ経由で世界に流れるんやぞこれ
追加4分で3分目で試合が止まったのに、プレー再開後1分以上経っても試合が続くとかありえねえわ
あれでクビ決まるは本当にありそうね。
これだけ注目される試合でチームにケチ付くのは会長の逆鱗に触れるやろ。
審判が試合さばけずに混乱させてどうする。
こっちも相当ムカついたからな
三
行で
清水買収
神戸暴力
審判うんち
ポルディのは普通のプレイだし問題ないわ
20分近くとか今までにこんなんあったのか?
「神戸の選手たちが試合最初からボールに行かずアフター気味に攻撃ばかり
してきてたから審判は早めにそれを注意すべきだった」
それは半分当たってるな
正解は両チームのファールにだけどな
これは間違いない
いい加減これを修正できないのか?どいつもこいつも下手糞すぎる
古橋を止めれないと見るや突き飛ばしたのはどうなんですかねえ…
それ、そうだよな、と思ったんだけど
その筆頭がポルディだったから誰も注意できなかったのが痛い
イニエスタをキャプテンにするしかない
荒かったのは認めるが、藤田もウェリも審判に消されただけだし…
【テキスト速報】
後半45分 神戸 16古橋OUT→17ウェリントンIN
後半46分 アディショナルタイムは4分の表示
後半47分 清水 相手が一人少ないことからパワープレーで攻勢を強めている
後半48分 清水 ペナルティエリア内でドウグラスがボールをキープし、松原にパスを送る。反応した松原がペナルティエリア左から鋭いグラウンダーのクロスを送るも、鄭大世には合わず、チャンスを生かせない
後半50分 清水 河井が接触で痛め、倒れている
後半51分 神戸 橋本は後頭部を痛め、ピッチから一旦離れる
後半53分 清水 河井が担架で運ばれる
後半53分 清水 17河井OUT→15兵働IN
後半54分 清水 ロングボールを多用するも、チャンスをうまく生かせない
後半55分 清水 立田がルーカスポドルスキとの接触により胸を押さえながら、倒れている
後半56分 清水 立田はなかなか立ち上がることができない
後半58分 清水 右サイドの敵陣深くで飯田がクロスを供給。反応した鄭大世がヘディングシュートを放つも、前川に防がれてしまう
後半59分 清水 左CKを獲得。
後半59分 清水 GOOOOOAL!!キッカーの白崎がゴール前にクロスを供給。六反はうまく相手をはがし、ヘディングシュートを放ち、ネットに突き刺す。同点に追い付く
後半60分 両チームエキサイトし、荒れている
後半60分 神戸 ウェリントンにイエローカード
後半60分 神戸 後ろから石毛を倒したことが警告の対象となる
後半64分 神戸 ウェリントンにイエローカード。2枚目で退場となる
後半64分 神戸 ウェリントンは相手と小競り合いになり、相手を倒したことが警告の対象となり、退場となる
後半66分 試合終了。3-3で引き分けに終わった
後半67分 神戸 審判の判定に対して選手たちが抗議をしている
後半68分 試合終了後も物々しい雰囲気になっている
買収は無いわ
清水も負傷者だしてるからな
審判が糞すぎただけ
ウェリ「守備したいから行きたくない」
審判「こっちこい」
ウェリ「嫌だっつってんだろ」
審判「こっちこい」
ウェリ「なんでここじゃあかんのや」
審判「退場な」
それな。ウェリントン挑発して退場だから流石にウェリもブチギレるだろ。振る舞いはカスだが
ポルディは何も悪くないやん。普通に悪意のないファールはあったかもしれんが
荒れてたと言っても相手が挑発してきただけでポルディは何も悪くないわ
最後相手ベンチに乱入して暴れてただろ。キャプテンなのに笑。
相手が挑発してきたからだろ。
お前の歪んだ見方がそうなるだけで、相手が挑発してただけ
ポルディ自体は何も悪くないわ
早く客観的に試合を見れるようになろうな
>>457
ビデオでチェックされて追加カードが来るかもしれんけどね
勝ち点37の3チーム全部勝つなんてさ・・・
それにこの試合の荒れ模様といいな
なんか遠隔操作でもしてたんかって思ったわ
審判にどうしてもヴィッセルを残留争いに巻き込ませたいってことでさ
ほんとどうなってんのよw糞審判!
ヴィッセル神戸 試合後コメント
ファンマ監督
ー総括
このような試合展開の後に、冷静に試合について話す事は非常に難しく感じています。前半から後半に(藤田選手が)退場する時間帯まで、完全とは言えないまでも、ボールを持つことでゲームをコントロールし、相手ゴールまで運ぶ事が出来たのは、評価すべき点です。ドウグラス選手や北川選手など、我々のセンターバックや中盤に脅威となる選手がいる中で、カウンターを何度かされてしまったことは、私達がゲームをコントロールしきれなかった事実の表れだと思います。
ティーラトン選手の怪我で交代や、宮選手もトラブルを抱えた中、那須選手が入る直前にボールを一度切ることで、数的不利を和らげる必要があったのに、出来ませんでした。2-3になったことでもう一度清水の士気が高まりました。その後のアクシデントは、私も今まで経験したことがないです。思う事はありますが、敢えてコメントはいたしません。監督質疑応答
-藤田選手のレッドカード、レフェリーの試合の仕切りについてはどう思いますか?
コメントは控えますが、起きた事は残念です。ヴィッセル神戸として、8人になった状態で戦い抜いたのは誇りに思うべきですし、降格を回避出来て良かったです。古橋亨梧選手
-ゴールシーンを振り返ってください
伊野波選手がセンタリングを上げることが分かっていました。誰かがニアに走ったのが見え、相手がボールウォッチャーになったので、膨らむ動きをしたらいいボールが来ました。しっかりとボールに当てることが出来ませんでしたが、上手く入って良かったです。-残留が決まった事について
残留出来たのは良かったですが、僕が神戸に来た時は、ACLを目指していたので(残念な気持ちです)。結果不足でチームには貢献出来なかったので、来シーズンは上を目指して頑張りたいです。アンドレスイニエスタ選手
-今日の先制点のアシスト振り返って下さい
いいボールの回し方ができて、そこからチャンスが出来て、うまく(藤田選手が)ゴールを決めてくれました。先制点を取ることで相手の先手にたつことが出来て良かったです。-勝ち点1を積み上げて残留が決まりましたが、いかがですか
この1週間を安心して過ごせるので良かったです。難しい局面もありましたが、チームとしてもいい努力ができたと思います。来週のホーム最終戦は、サポーターの前で勝利を届けたいです。--J1残留が決まって。
チームとして苦しい状況もたくさんあったので、本当にJ1残留を決められたことをうれしく思っています。チームとしてはこれからも良くしていけるところは良くしていって、どんどん成長していきたいと思っています。--試合終盤の状況は。
本当に残念だったと思います。サッカーにとっても、観に来ているファンにとっても良いものではないと思いますが、サッカーではたまに起きてしまう状況ではあるので、そこでどう冷静に対応していくかが自分たちにとっては大事だと思います。試合は勝っていたんですが、最後に引き分けという結果になってしまったことは残念です。三田啓貴選手
--自身の得点シーンは。
狙わなければシュートは入らないんですが、狙わないで入ったのは初めてです。今日は、立ち上がりは後ろでのビルドアップがうまくいってなかったので、前に入ったときには推進力を出していこうと思っていました。勝点3で終われた試合でしたが、勝ちきれなくて残念でした。那須大亮選手
ー400試合出場おめでとうございます
ありがとうございます。僕の場合はいろんなクラブで一つ一つ積み重ねて出た数字です。これまで携わった監督やスタッフの皆さんに感謝の気持ちです。
ーこの試合でJ1残留が決まりましたが、どのような気持ちですか?
最低限残留を決められた事は大きなことです。最後は劣勢になりましたが負けることは無かったので人数が少ない中で耐えることができたのはいい事だったんですが、勝ち切れた試合でもあったので反省して次に繋げたいです。ー最後の方は試合が荒れていきましたが、どんな感じでしたか?
白熱するのはいいと思うのですが、一番大事なことは勝つ事なので、それを考えると選手同士がもめあったりする事は遠回りになる行為なので、僕としては冷静になって試合を進めないといけないと思います。
清水エスパルス 試合後コメント
ヤン ヨンソン監督
今シーズンを振り返ってみて、今日もそうだが遅くまで残ってチームを応援いただいた、開幕戦から今日の最終戦も早い段階でチケットが完売になっていた。サポーターがたくさん詰めかけてくれたことに、まず感謝の気持ちを表したいと思う。
久米(一正取締役副社長兼ゼネラルマネージャー)さんが昨日亡くなられたということで、久米さんのためにもなんとかチームで勝っていこうと選手に話をして臨んだ。皆さんも、多くのサポーターもご存知の通り、久米さんはご尽力された方だった。何かしら久米さんにも届けばということで、正々堂々と戦い抜くということを内容として見せられたことは良かったと思う。
当然試合というものは勝つべきものだと思う。今日も久米さんのためにも勝つと決めて臨んだ試合だった。勝つために何が必要なのかを考えると、まず良い内容の試合を見せなくてはいけないと思う。そして、当然スポーツマンとして良い取り組み姿勢、気持ちを持ってゲームに臨むべきだと思う。その振る舞いは見せてくれたと思う。私たちもPKをもらえそうなシーンがあった。私たちも人間なので、そのシーンではレフェリーに対してリアクションもあった、でも、もちろんレフェリーもミスを犯す場合もある。それもサッカーなので、それも踏まえて自分たちは正々堂々と戦う気持ちがスポーツをやっていく上で非常に大事だと思う。今日の試合の中では、同点に追い付いた、また勝ち越せるシーンもあったと思う。非常に気持ちのあるプレーを見せてくれて、良い内容の試合を見せてくれたということは、非常に評価できる試合だったと思う。
前半の失点シーンは少し油断があったと思う。そこからイニエスタ選手にボールを出されてしまってからの失点だった。後半も少し不可思議に見える形だったが2失点してしまった。自分たちも良いプレーは続けていたと思う。結果的に同点に追い付くこともできた。相手は退場者を出したが、私たちは怪我人を出したが、正々堂々と交代枠を使い切る中で最後まで11人で戦うことができたし、1年間応戦し続けてくれるサポーターが後押しになっていた。正々堂々と戦いきるという気持ちを見せることは、サポーターにお返しできる唯一のことだと考えていたので、それを見せられたことは良かった。
後半には少しシステム変更を行った。そこで兵働(昭弘)選手に、引退で今日(ホーム)最後の試合ということもあるので、その気持ちも含めて入ってもらった。でも自分たちが望んでいたのは、勝ちにいくというところでのシステム変更だった。
日頃から選手に説いていることがある。それはチームメイトを気遣うこと、思いやること。そのような気持ちで今日の試合も臨んでいたと思う。相手を怪我させることなく、敬意を払いながら最後まで戦ってくれたと思う。その中で自分たちが内容のある試合を見せてくれたことは良かった。兵働昭弘選手
ラフプレーが多かったり、違う意味でハードなゲームになってしまって残念に思う。(出場した時は)まだ時間があったので、追いついて、逆転しようと思ってピッチに入った。(追いついたのは)チームの力がついた証拠だと思うし、あとはサポーターの後押しや、色々なことがあって追いつけた。
(久米一正副社長兼GMの訃報は)今日の朝知った。自分にとっては最初にエスパルスに加入した時も久米さんだったし、今年(エスパルスに)戻してくれたのも久米さん。エスパルスに戻ってきて、たくさんの思い出を作らせてもらったので、本当に感謝しかない。まだまだ一緒に仕事をしたかったし、サッカー界の発展を支えてくれる方だと思っていたので残念でしかない。引退の決断する時も話をしたので、最初から最後まで久米さんにお世話になったと思う。
(サポーターに向けて)常に自分も含めて、選手の背中を押してくれた。このスタジアムでプレーできて嬉しかったし、皆さんと喜びを分かち合える瞬間は幸せだった。皆さんがいたから自分が輝けたと思う。本当にありがとうございました。ドウグラス選手
勝ちたい気持ちは大事だが、それにも限界がある。相手の選手を怪我させるのは良くない。プロだし、アスリートだが、その前に人間であるということ。家族もいるし、人として尊重しなければいけない。
(試合は)失点をしても諦めなかったし、点を取りにいった。こういう経験を生かして来季はもっと強いエスパルスになりたいし、アイスタに来たらリスペクトされるチームになっていきたい。六反勇治選手
エスパルスにとって大事なゲームだったのに、チームメートにものすごく迷惑をかけてしまった。(それでも追いついて同点にした)今年は最後まで諦めない気持ちや、誰かのミスで失点をしても90分しっかり戦っているのが、エスパルスにとっても大きな財産になると思う。
(個人としては)自分自身がしっかりとしたプレーをしていれば、河井(陽介)や(立田)悠悟が怪我をせずに済んだと思う。自分にとっては死んでも忘れないような、戒めの試合になる。
(ゴールは)結果だけを見れば自分のゴールかもしれないが、そういうプレーをする必要のないゲームができれば良かった。あのゴールは、久米さんや兵働(昭弘)選手が決めさせてくれたゴールだったと思う。飯田貴敬選手
今日の試合は勝ち切らなければいけない試合だったので、悔しい思いはある。
個人として試合に出るのは久しぶりだった。9月1日の試合(第25節仙台戦)を最後に、2回連続で怪我をして離れて、また一番下からレギュラーを取りに行かなければいけないという状況だった。時間はかかってしまったが、最近は練習でも良くなってきているし、それは監督も見てくれていた。フレイレが怪我でいなかったので(立田)悠悟を中にして、自分を右に使うという選択になったと思う。
(個人としては)アシストをしたかったし、ゴールに直結する自分のプレーを見せたかった。それができなかったというのは、まだまだ足りない証拠。試合に出たら一度はゴールに絡めるというくらいのプレーをしていかなければいけないと思う。鄭大世選手
兵働(昭弘)選手の引退というところもそうだし、久米GMの思いもぶつけようと思って、スタメン、サブ関係なく、みんなが同じ思いで挑んだゲームだった。試合は相手の個の力で3-1になったが、そこから全員の力で勝ち取った勝ち点1だった。
(アシストは)クロスには自信があるので、自分が途中出場で入って2点差の中で何ができるのかというところだった。細かいミスはどうでもよくて、最後のところで結果を出すか出さないかというところが大切になる。エリア内で飯田(貴敬)からパスが来て仕事をしたという意味では自分を褒めてあげたいが、最後のチャンスで1点を取っていたら逆転していたので、課題も残る。ただ、全体としては良いゲームができたと思う。
これだけの劣勢にも関わらず2点差を追いついて、過去に経験がないほど荒れたゲームでも、集中を切らさずにゴールにつなげるということは精神的にタフでなければ絶対にできない。心技体が揃ったハイレベルな勝ち点1だと思う。引用元:清水エスパルス公式
ヴィッセルにとって今季最後のアウェイゲームは、何とも形容し難い試合となってしまった。
大荒れとなった終盤の展開ばかりが印象に残ってしまったが、少なくとも83分までは緊張感のあるいい試合だったことも事実であり、そこからの数十分は別の問題として捉えなければならない。
まずは83分までの試合を振り返ってみる。引き分け以上で『J1残留』が決まる大事な試合で、フアン マヌエル リージョ監督は第17節以来の出場となる宮大樹を先発に起用した。
約4ヶ月振りの公式戦出場となった宮だが、試合開始直後は緊張からかプレーに安定感は見られなかった。
清水の寄せが早かったこともあり、目の前のボールへの対処に追われてしまっていた感がある。
大﨑玲央とコンビで左センターバックに入っていた宮だが、左に開いたときなどは、ポジションがやや宙に浮いていたように見えた。
これは、左サイドバックのティーラトンとの関係に起因している。
相手のプレッシャーが弱い場面では問題ないのだが、相手がボールを持っている時には、ゴール前への侵入を止めながらも、素早く攻撃へ移行することを意識しなければならないのだが、ティーラトンのポジションが高いため戸惑いがあったのだろう。
実はその場面ではボランチの藤田直之が下がって中央を閉めているため、宮は目の前の選手を外に押し出すことを優先すべきなのだが、センターバックの習性として中央のスペースを気にしてしまったのだろう。
結果としては、それが中途半端なポジショニングにつながってしまったのだが、これは単純に『試合勘』の問題だ。
トレーニングと試合の関係は一方的だ。
「トレーニングでできないことは、試合では絶対にできない」と言われる。
しかし、トレーニングでできていても、試合でそれを表現できるとは限らない。
そして、この関係をイーブンなものに引き上げてくれるのが『試合勘』だ。
これは実戦経験を積むことでしか手に入らない。
しかもどんなベテラン選手であっても、一度実戦から遠ざかってしまうと簡単に失われてしまう。
だからこそ、宮はこの試合で得たチャンスを広げ、試合に出続ける努力をしなければならない。
序盤は戸惑いが感じられた宮だったが、前半25分過ぎ頃からは落ち着いていたように思う。
センターバックが開いた中にボランチを迎え入れての守備やビルドアップに慣れてきたのだろう。
持ち前のキックを活かして、寄せてくる相手をかわしながら縦にボールをつけていく場面も見られるようになった。
リージョ監督が志向するサッカーにおいて、キックに特徴のある宮にかけられる期待は大きい。
それに応えるだけの能力もある。
ルーキーイヤーとしてはまずまずの活躍だったともいえるが、そのポテンシャルからすれば、やや物足りなさが残る。
来季大きく飛躍するためにも、まずは試合出場を勝ち取ることを意識して欲しい。