ハイライト
オフには大きな動きがありそうですし、選手の入れ替えはおそらく起こるはずです。
来シーズンに繋がるような戦いを見せてほしいですね。
ビジャ選手の獲得確定の報道も出ており、サプライズでお披露目があるとかないとか、、、
紹介しているのは記事の一部ですので、全文は引用元をご参照ください。
11月27日。ノエビアスタジアム神戸での公開練習に約800人のサポーターが集まった。メディア関係者も、ENGをはじめ、新聞社、専門誌など多くの報道陣が詰め掛けた。みんなのお目当てはアンドレス イニエスタ(写真)。最終節を前に、彼は日本での日々を振り返った。その中で、最も印象深かった言葉がある。「私個人として、ヴィッセル神戸をJリーグでベストなチームにしたいと思って日本にやってきた」という言葉だ。母国スペインを離れ、日本という未知の国へやってきたスーパースターは、単にチームを優勝させるために来たわけではない。“助っ人外国人”というよりは、ヴィッセル神戸を常勝軍団へ押し上げるためにきた“伝道師”というニュアンスに近い。Jリーグ草創期に日本にやってきたジーコ(鹿島)のように、クラブの方向性やスピリッツを根付かせる存在かもしれない。続けて彼はこう話した。
「何も私は日本に観光をするために来たわけではない」
その姿勢は、試合中のプレーからも理解できる。周りの選手がミスしても、自分のイメージ通りに動かなくても、イニエスタが過剰に仲間を責め立てたりはしない。人間性といってしまえばそれまでだが、それ以上に彼のプレーからは志の高さや使命感のようなものを感じずにはいられない。世界にスーパースターはたくさんいるが、イニエスタでよかったとつくづく思う瞬間が何度もあった。
今季の神戸は例年にも増してドタバタ劇を演じた。監督交代もあれば、選手の出入りも激しかった。一時は4位にいながら気がつけばJ1残留争いにも巻き込まれていた。だが、そんな中でも神戸に関わる全ての人はこう思うのだ。
“我々にはイニエスタがいる”。
それだけで誇らしい。
続き:J’s GOALニュース
■□■□■ ヴィッセル神戸 Part 926 IP有 ■□■□■
元スレ:https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/soccer/1543534945/
ビジャおるやん
ホンマや!
加入、確定やな。この時期は本当に楽しいな。総帥様は、あとおいくら使ってくれるんやろか。ワクワク。
来年はでも補欠なのか
仙台をボコボコにしてる
一回決定的な空振りあったけどw
古橋いい選手やなー。ビジャ、古橋を活かした攻撃陣をリージョに作って欲しいな。
いや、これ以上ないサプライズやけども、写真とったけども
前線も舐めプしすぎあと5点くらいとれてたよ
3点取ってからの神戸と今日のDAZNひど過ぎる
>>710
そうやな
なんであそこまでこねくり回すかな
三原→藤谷
だけじゃね?最後、ポルディ全然走らないし、点取る気ないんだから、控えに少しでもチャンスあげてよ!
もっとゴール出来たな
ああむかつく
2節残してほぼ大丈夫だと思ってたけど、下が積み上げられる勝ち点を満たしたからな
ホント怖いわ
あれ、見ててイライラしないのかね?
まあまあだな
リージョ体制になってからのティーラトンは良かったと思う。
SBは右の方が不安だわ。
来年もいて欲しいぞ…
楽しむのは良いけど確実にゴール決めにいってほしかった
アドリアーノは右もできるしな
いや今日よかったけども
向こうが上行ってからしばらくなり潜めてた楽天親殺がまた来るかもな
https://www.sanspo.com/soccer/amp/20181201/jle18120114450016-a.html
ほんま残念やわ
リージョの前からやんかw
何点取られてもそれ以上点取ったらええんやな
来年はイニエスタかな
ドリブルはえげつないスピードだった
今日はまあもうちょっと決めて欲しかったけど
オーナーからの賞ちゃうで
そうなのね恥かいたわ
でも覚えました
さよならなのかな…
どうせおっさんに来てもらうならマスケラーノ…(´;ω;`)
緩さは最後まで解消されないだろうな
これだけ出てるから解雇はないやろし、あるとすれば移籍するからこれまでありがとうとかだったりして
うちだとええとこ便利屋か、ベンチかベンチ外やし、契約切れでそこそこ給料でレギュラーとかなら本人考えてもおかしくはないよな
ヒデいないし、北本も出番がない今旧神戸の象徴みたいな選手やけど困った時に助けてくれるええ選手やと思う
意図のある崩しの動きが出てきた
相手が積極的に追い回してきてるときの危なっかしさはまだまだな感じ
今日も試合のペースをスローダウンさせようとしたところから2失点してるわけだし
それがなくなったのは、ライト観戦でもわかったわ。
なにをどう指導すると、そう変わるのかはさっぱり
元々引退しようとしてたところに神戸が声をかけて現役続行したらしいけど
まずは二人の残留に金使ってくれ
同時起用するなら3バックとかかな。まあないと思うけど
待ち遠しいなー
ヴィッセル神戸 試合後コメント
ファンマ監督
「退場者が出る前と後で異なる評価をすべき試合だと思っています。11対11の間はボールのスピードがあまり速くなく、リズムを上げてプレーすることができませんでしたが、意図のあるプレーや展開ができたと思っています。ただ、パススピードが遅かったのはその時間帯の反省点ですね。そういった戦い方ができたので、長い時間相手を押し込みながらプレーできましたし、その間も最終ラインの選手たちがしっかりと相手のFWをマークしてカウンターのチャンスを作らせない展開に持ち込めました。リズムが遅かったというのもあるんですが、最後の30メートルのエリアで遅かったからこそ逆に選手たちの素早い連携プレーの中からゴールを奪い、そのほかにも4~5回決定機を作ることができました。
退場者が出てからの展開は、11対10ということもあり、プレーに勢いが出てきてしまうので選手たちへの評価は非常に難しいです。私たちのサイドバックの選手が低すぎず高すぎない中間の距離を保ちながら、連携してプレーし続けるのはそういった時間帯に起こりうることではありますが、難しいプレーです。ただ、そこから2ゴールを奪い、ほかにもボールがポストを叩くシーンがあったと思いますが、3-0になってからのプレーはそれまでにできていた良いプレーや展開が失われ始めていました。私たちのゴールチャンスが増えたものの、点を取りに行くからこそ得点から遠ざかってしまうという自己矛盾が起こっているようなプレーになったのは反省すべき点ですし、無失点で試合を終われなかったのは非常に残念に思っています」監督質疑応答
ー反省点があったということですが、どうすれば失点を防げましたか?「細かい何かを修正しなければいけないというよりは、私たちが持っている辛抱強いプレーを続けなければいけませんでした。そこで勘違いしてはいけないのは、ゴール前までボールを運ぶのが簡単だったとはいえ、私たちが続けなければいけないことがすべて上手くいったかといえば、そうではありません。私たちがやるべきことを続けられていれば、8、9点ゴールできていたと思います。なので、簡単にゴール前までボールを運ぶことと、急いでボールを運ぶことは異なる2つの考え方だと認識すべきです」
ー今年イニエスタ選手が加入し、ポドルスキ選手と実力のある選手が揃った中で、1年で結果を残すのは難しいと思いますが、9月から指揮を執ってこの順位に終わった要因はどのようにとらえていますか?
「お分かりの通り、シーズン全体を総括するのは非常に難しいです。私たちが日本に来たのもシーズン終盤戦ですし、いろんな目標があるなかで追い求めなければいけなかったのは残留することで、それを何よりも優先しなければいけない状況でした。そういった難しい状況の中での就任ではありましたが、選手たちが競争できるトーンを保って戦ってくれました。そのおかげで非常に大きな存在で、かつ世界的なスターである2人が互いに連携しながらプレーをしていく状況作りに関して、ほかの選手たちの努力が支えになったと思います」
郷家友太選手
-今シーズンを振り替えっていかがでしたか。
試合に予想していた以上に出場することができた一年でしたが、その一方で結果がついてこなかったという面では悔しいシーズンでした。
-ホームでの初ゴールが生まれましたが振りかえってください。
三田選手がシュートを打とうとしていたので、もし枠から外れた時にコースを変えてゴールを決めるというイメージはできていました。それが本当にボールがきて、決められたゴールでした。
-ヒールで決めたゴールに見えましたが、得意とするプレーだったのですか?
高校の時から、ボールがいつきても反応できるプレーは心がけていたので、最終戦であのようなカタチで決められたのは来シーズンにつながるゴールだったと思います。
-ゴール裏のサポーターの目の前で決めたゴールでしたが、いかがでしたか。
最後、ホームで決めたかったですし、自分がサッカーを始めた原点のベガルタ仙台が相手だったので、絶対にゴールに決めたいと思いが強かったので嬉しかったです。
-来シーズンに向けて、意気込みをお願いします。
どんな新しい選手が加わるかわかりませんが、チーム内での競争に勝って、今年以上にゴールとアシストで結果出していきたいと思います。
-どんなアピールを今後していきたいですか。
今年はそんなにゴールを決められなかったですが、高校の時から武器としているゴールをもっともっと決めることが、アピールになるので、さらに貪欲にゴールに迫っていきたいと思います。
-各カテゴリー別の日本代表もありますが、そちらの意気込みをお願いします。
5月にワールドカップがあるので、それに向けて合宿一つひとつが大切になっていきます。気を抜かず、一つひとつの試合を気持ちを入れて日本のために頑張ってきます。
ルーカスポドルスキ選手
ー最終戦を3得点で勝利に終わりましたが、いかがでしたか
勝点3を取れていい形で締めくくれました。ただ、2点をとられてしまいました。守備面の責任というより、人数が多い中で、決めないといけない場面で(得点を)決められなかったり、簡単なパスミスでカウンターを受けてしまったことが原因です。締めくくりとしては(反省点が出たという点で)ある意味良かった試合になりました。
ー(来シーズンACLに出るという)目標達成に向けて、リージョ監督のサッカーで何が必要になりますか
(今シーズンは)いい場面もあったし、悪い場面もありました。最近は、監督の目指すサッカーが少しずつ、出来てきました。来シーズンに向けてチームも変わると思うので、目標を話すのはまだ早いです。ただ、目の前の試合を乗り越えていければ、しっかりと目標に近づいていけます。
アンドレスイニエスタ選手
ー今シーズンリーグの最終戦をホームで勝利して、順位を一つ上げて終了しました。今シーズンを振り返ってどうですか
出来るだけ良い形で今シーズンを終えたいという気持ちで今日はいたので、勝ち点3をとることができて、チームとしてもいい感覚で試合を終えられたのですごく良かったと思います。ここからしっかり各自休んで来シーズンに向けて準備をしていきたいと思います。
ー久しぶりに生まれたご自身のゴールについての感想は
ゴールを決めるのは本当に嬉しいことですし、それが勝ち点3につながるのは、尚更嬉しいことで喜んでいます。シーズン中厳しい時もありましたが、チームは常に顔を下げずに頑張ってきたので、良い終わり方だったと思います。-クラブから来シーズンはダビド ビジャ選手の加入が発表されましたが、スペイン代表、バルセロナで戦ったチームメイトはヴィッセル神戸にとってどのようなプラスになるでしょうか
素晴らしい獲得だと思います。とてもゲーム理解が高い選手ですし、ヴィッセル神戸がやろうとしているサッカーに対する理解も高いので、必ず多くのことをもたらしてくれると思います。彼を含め、チームをより高みに持っていけるようにこれからも頑張っていきたいと思います。
-最後に一言
みなさんにここに来てから暖かく歓迎していただいたことを感謝しておりますし、(みなさんに)休みがあるのかわからないですが、これからの休みを楽しんでいただき、また来シーズンお会いしましょう。
引用元:ヴィッセル神戸公式
ベガルタ仙台 試合後コメント
渡邉 晋監督
仙台のサポーターが、遠い神戸の地までたくさん来てくれました。超満員のスタジアムの中で、リーグ戦最後の、締めのゲームを、我々にとっては(リーグ戦と天皇杯が短い間隔で続く)3連戦の最初のゲームをいいかたちで勝って締めくくりたかったのですけれども、それができずに非常に悔しく思っています。
ただし、1人退場になって0-3になった後に、我々が誰一人諦めずに盛り返した姿勢というものは、次の天皇杯に必ずつながると思いますので、今日の悔しさを持って、最後のジャメ(ジャーメイン)のゴールと勢いを持って、次の天皇杯の準決勝にのぞんでいきたいと思います。■0-3になってから2人の選手を入れ替えて、4-4-1、今年初めての4バックにした意図を教えてください。
「まずは0-1の状態を、後半の20分間しっかり保とう」という話はしました。「その20分を保った先に、4バックに変更するよ」という話を選手にはハーフタイムに伝えていました。ただし、その20分保たずに2失点目をしてしまったので、少し前倒しにして4-4-1にした、というところです。
今日のゲームを迎えるにあたって、我々が3バックだろうが4バックだろうがしっかりと中を閉めてクロスを上げさせるところは織り込み済みで、むしろその前のスルーパスとかは脅威になる、という準備をしていたので、もちろん劣勢になった中で前に出ていかなければいけないし、5枚で後ろに余るよりは、4枚でコンパクトにして外はやらせるというところの方が、守備の狙いと攻撃の狙いが明確になると思いました。それで、先程も申し上げたように、少し前倒しでしたが、4-4-1にして、奪って出るようなシーンを多く作り出す、というような狙いがありました。■前半の守備について、相手の最終ラインにプレッシャーが行けなくなった状態で、相手選手からパスが通ったようなところがありましたが、そこはどう守りたかったのですか。
理想は、まず相手のセンターバックにもしっかりプレッシャーをかけにいくこと。我々の2トップがファーストDFとなって、相手のアンカーを消したところからプレッシャーをかけたい、というところが1番の狙いです。それができないときには、インサイドハーフがまずプッシュアップしましょう、というようなところを準備はしていましたけれども、イニエスタ選手とポドルスキ選手がだいぶ降りてプレーしてきていたので、そこで我々のインサイドハーフが前にかかれなくなったと。
でも、それも織り込み済みだったので、最終的に我々はイニエスタ選手のところから前へのパスを出させずに、持たせていい場所と人はいたので、そのかたちに持っていきたかったのですけれども、少しずつずらされて、もしかしたら我々が慌てて取りにいったシーンはあったと思います。
ただ、やはり、最初に申し上げたように、しっかりと、1歩でも2歩でも中を閉めるところを閉めていれば、多分通されないパスもたくさんありましたし、ポストプレー気味に入ったところでも、相手の潜りにしっかりついていけば、やられていないシーンもたくさんあったので、そこは原理原則のところで徹底しきれなかった私の責任でもありますし、そういったところをもう1回見直して、天皇杯に向かっていければ、大きく崩れることなく、しっかり守れると思います。■1人少なくなって10人になって、カードがなくなって、もしもう一枚あったら疲れている選手を代えたかった、というところはありましたか。
もう3枚目で菅井を切った時点で、10人でもタフにやってくれると信じていましたし、選手もその覚悟を持ってくれたと思うので、もう1枚どうこう、というのは全く考えていませんでした。
ジャーメイン 良選手
--最後にゴールを決めたことについて。
その前に、決めなければいけないシーンがあったので、そこはしっかり振り返って、そこを確実に決められるようにしたい。その上で、最後までゴールに向かっていけば点が取れるということは証明できたので、それは自信にしたいと思います。--リーグ戦終了後の、天皇杯に向けて。
リーグ戦で悔しい成績に終わって目標を達成できなかったので、天皇杯ではチームとしての目標である決勝進出ということを実現して、その先にあるチームのタイトルを獲得できるようにしたいですね。
引用元:ベガルタ仙台公式
引用元:Jリーグ公式
2019シーズンのラストゲームは、来季への希望をつなぐのに十分な内容の試合だった。
同時に、今季のヴィッセルが辿ってきた成長の過程を思い起こす内容の試合でもあった。その中心に立っていたのはフアン マヌエル リージョ監督だ。
勝利した試合にもかかわらず、試合後の会見で見せた表情は険しかった。
これこそが、リージョ監督の真骨頂だ。
結果だけではなく、そこに至る過程を大事にするからこそ、リージョ監督の指導にはブレがない。
プロである以上、結果が優先されるのは当たり前ではあるが、そこだけにフォーカスしてしまうと、正しい評価を下すことができなくなり、強さに継続性が伴わなくなってしまう。
この試合についてリージョ監督は、42分を境に分けて分析を加えた。
リージョ監督が厳しい目を向けたのは、42分以降のプレーだ。
奥埜博亮の退場により一人少なくなった仙台は、それまでの3-5-2から5-3-1に布陣を変更して守りを固めたのだが、中央に寄せて守ったこともあり、比較的安易にボールをゴール前まで運べるようになった。
リージョ監督の言に拠れば、ここでヴィッセルの選手は「簡単にゴール前まで運べること」と「急いでゴール前まで運ぶこと」を捉え違いしたという。
その結果として「残念な評価をせざるを得ないゲーム展開になってしまった」という。
この言葉は、少々意外だった。
最後に2失点したことに対して厳しい評価が下ることは予想できたが、攻撃面については、「点を取りにいくからこそ得点から遠ざかる自己矛盾が起こっているかのようだった」という厳しい言葉が投げかけられるとは思わなかったからだ。
映像を見直してみたが、一見するとヴィッセルの攻撃はそう悪いものではないように見えた。
しかしリージョ監督の言葉を念頭に置いて見ていくと、二つのポイントがあったように思う。
一つは攻め方が単調になっていったのではないかということだ。
3得点目を挙げた後も、ヴィッセルには何度かカウンターのチャンスが訪れた。
しかし最後の部分で単純に中央をこじ開けようとしてボールを奪われていた。
そしてもう一つはポジショニングの乱れだ。
リージョ監督が指摘する時間帯から、ヴィッセルの選手はボールサイド、そして中央に寄る場面が増えていった。
それまで見せていた、ピッチ上を広く使ったバランスの良い選手配置があまり見られなくなったのだ。
そのため相手ゴール近くまでボールを運んだとき、それまでのようにサイドを巧く使いながら攻撃に厚みを持たせる場面も少なくなった。
自らゲームの流れを手放してしまうような展開を見せたことについてリージョ監督は、「やることをやっていれば、この試合に限っては8点も9点も取ることができた」という言葉で、チームを戒めた。
リージョ監督のサッカーにおいて、攻撃と守備は不可分の関係にある。
そして、それらは正しいポジショニングの上に展開されるべきものだ。
スピードは不足していたかもしれないが、42分まではそれを続けた結果、先制点を挙げ、内容でも仙台を圧倒した。
しかし、それ以降は2得点を奪いこそしたが、徐々に規律を失ったことが4点目以降の追加点を阻み、一人少ない相手に2失点を喫する結果となった。
リージョ監督の求めるサッカーでは、テクニックやスピードの前に、守るべき規律がある。それを失わないことが、ゲームを支配するということに直結する。
だからこそ途中で規律を喪失したこの試合は、勝利という結果とは別に、満足できるものではなかったということだろう。
一人多い状況とそれまでの試合内容を考えたとき、ヴィッセルの選手たちの中に「勝てる」という甘い思いが芽生えてしまったのかもしれない。
これこそが『油断』だ。
どんな競技にも共通していることだが、強者ほど詰めを大事にする。
十中八九勝利を手にしている時こそ、慎重に最後の局面を進める。
それによって手に入るのが『万全の勝利』なのだ。
リージョ監督就任以降、ヴィッセルは急速に成長を続けている。
今後もその成長は加速しながら続いていくだろうが、基礎となる大事なことは常に根底においておかなければならない。