ハイライト
右サイドバックの高橋選手っは謹慎で23日以降復帰、三原選手は出場停止となれば藤谷選手でしょう。
左サイドバックのティーラトン選手も出場停止となっています。となるの橋本選手の出場が予想されますね。
川﨑フロンターレは阿部選手と守田選手が出場停止です。
小林選手は復帰しそうとの報道もありました。また車屋選手がハムストリングスを痛めたともニュースがでていましたが・・・
両チームのスタメンはどうなるのでしょうか?
紹介しているのは記事の一部ですので、全文は引用元をご参照ください。
今シーズン残り5節。混戦の中位グループを抜け出すため、首位・川崎フロンターレに全員で挑む
フアン マヌエル リージョ新監督(リージョ監督)の初陣となった前節のV・ファーレン長崎戦。ヴィッセル神戸はシュート17本と相手を圧倒しながらも1−1の引き分けでゲームを終えた。リージョ監督は「引き分けに対して満足することない。ただ、悪い流れを断ち切るという意味で、この引き分けは受け入れるべき結果だと思う」と評した。その評価を正しいものにするには、今節の川崎フロンターレ戦での勝利が求められる。首位チームとのアウェイ戦は一筋縄ではいかないだろうが、J1残留争いを回避するためにも、ここは“勝点3”がほしいところだ。
ヴィッセル神戸は現在暫定11位にいる。J2自動降格圏内の17位・サガン鳥栖とは勝点7差あるとはいえ、まだまだ余談を許さない状況でもある。12位・ガンバ大阪とは勝点1差、13位・湘南ベルマーレとは勝点2差と詰まっており、今節の結果次第では13位まで後退する可能性もある。残り5節を勝ち抜くには、実力だけではなく、運や勢いも重要なファクターになってくる。
とはいえ、逆に10位・横浜F・マリノスとは勝点1差、9位・清水エスパルスとは勝点3差で、ヴィッセル神戸が浮上するチャンスももちろん残っている。いわば、今節の川崎フロンターレ戦は、上か下か、これから進む道を決める分岐点になる。
残り5節の戦いに向けて、ヴィッセル神戸の好材料としては攻撃が機能し始めたことだろう。V・ファーレン長崎戦のフォーメーションは4−4−2の中盤ダイヤモンド形。アンカーに藤田直之を置き、前右に郷家友太、前左に三田啓貴、トップ下にルーカス ポドルスキを配した。2トップはウェリントンと古橋亨梧。前半は、ある程度の自由を与えられたポドルスキが下がってパスを受けたり、最前線へ飛び出したりしながら相手を揺さぶり、それに呼応するように古橋も縦横無尽に動きながら相手DFの背後を狙い続けた。
試合後にV・ファーレン長崎の高木琢也監督が「本来、外に張っている古橋や郷家がインサイドに入って、かなり近い位置でプレーする。ポドルスキはフリーマンで、三田はちょっとアウトサイドにDFを引き出してタテを狙うシーンを作る。今までの神戸にはなかった形をやってきた」と振り返ったように、ヴィッセル神戸はリージョ監督によって新しいチームケミストリー(化学反応)を引き出すことに成功した。
MFアンドレス イニエスタがピッチに入った59分以降は、彼を中心にまた違う攻撃のリズムを作り出している。徐々にボール支配率(ポゼッション率)を高めながら、ワンタッチパスの交換などで崩す形も作れた。逆転できなかったのは残念だが、次へつながる“引き分け”だったと見ていいだろう。
ただし、不安材料もある。今節の川崎フロンターレ戦では、V・ファーレン長崎戦で値千金の同点ゴールを挙げた三原雅俊が累積警告で出場停止。右サイドの攻守をうまくコントロールしていただけに、今節の欠場は大きな痛手と言える。
また、V・ファーレン長崎戦の終了間際に退場処分を受けたDFティーラトンも今節は出場できない。イニエスタとのコンビで左サイドを崩していたタイ代表の不在は、オフェンス面を考えると痛いと言わざるを得ない。
一方の川崎フロンターレも主力2人が出場停止となる。右SHの阿部浩之とボランチの守田英正だ。また、前節の鹿島アントラーズ戦で主将のFW小林悠が負傷。左足首外側靭帯損傷で全治は約2週間。ヴィッセル神戸戦の出場は黄色信号が灯っている。多ければ、一気に主力3人が抜ける可能性がある今節、優勝を狙う川崎フロンターレにとっては一つの山場のゲームになりそうだ。
続き:ヴィッセル神戸公式
■□■□■ ヴィッセル神戸 Part 914 ■□■□■
元スレ:https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/soccer/1539435082/l20
博文はベンチ
ベンチなんて絶望ものや
優勝するにはこれに匹敵するような層やないと
今村や中村あたりにならんくてよかった
主審西村、那須スタメン
うっ…頭が…
アウェー川崎で負ける
絶好調首位に負ける
降格歴6回のリージョで負ける
ここまで完璧にフラグが立ったこともないだろうな
神戸親殺としては最高のショーが約束されている
自動降格圏は40あればセーフが現実的なラインかな
残留争いで一番試合消化してて勝ち点少ない柏と鳥栖が残り4試合で勝ち点7必要だから
でも入れ替えプレーオフは未消化試合あるチームが下位に集まってるから読めないな
攻めも守りも遅いの一辺倒で色々読まれ切ってるサッカーや
またヘボ審判や。
やる気なさすぎやろ。
てかどういうフォーメーション?4-3-1-2?4トップぽくもなるし
サンクス。フォメ変わるたびにポドルスキーが上がったり下がったりしておる。とはいえイニエスタがボランチの位置なのは不安。実際撃ち合いになってる状態だし。攻撃もロングシュートばっかで連動が少ない。サイドでの崩しとか藤谷イマイチ
つか、リージョになってポルディやる気出しすぎw
キャプテンやってるわ
あとはやはりDF
勘違いして増長してんじゃねーぞ!!
舐めんなよ
てかここで伊野波の意図が分からん。
ウェリントンマジでいらんやろ
スポンサー名はいってるし
正解
早速w
また親分が発狂してチームにパルプンテ唱えだすぞ
もう勝てる相手が見当たらないし残留も運任せだな
未来明るいw
明確な意図がある分その意図を見抜かれたら何もできなくなる
浦和4 0神戸
鹿島5 0神戸
川崎 神戸
ホンマにマジで
残り試合勝てるとこないもん
失点し始めたら崩れるのなんて分かってたしな
崩壊への1点目を西村に起点つくられたのが1番むかつく
今まで同じようなチーム何個も見てきたけど
これだけ金かけて同じような運命辿るとは
思わなかった
やっぱり下手くその集まりは素直にカウンター特化でいいわ
選手個人のレベルが低過ぎるわ
J2でもレギュラー取れるか疑問だわ
監督のせいなのはDFのレベルが低くてDFラインからビルドアップ出来ないのにパス回ししてるところ
日本人のいいのはどうせ来てくれんし
まあその中でひとつだけ爽快なのはあのシーズンシートのぼったくり価格決めた担当者が
降格決まって蒼白になるやろなってとこくらいやの
スター選手集めれば強くなるわけじゃないんだぞ
現代サッカーでは地蔵はアウト。どれだけスペース消すかが大事で
ビルドアップするほうはどれだけプレスをかいくぐれるかが勝負なのに
地蔵がいたら勝てるわけないだろ。おまえらは幼稚園児のワーワーサッカーしか見たことないのか
無人の野を行くように相手のボールがゴール前まで運ばれてくる
穴的確につける選手いるとこには軒並み大量失点
戻りも遅いし1対1も弱いし入ってくる奴も捕まえられる事の方がレアだし終わっとる
内容的には良かったよ 選手の質も高いし、監督も悪くない サポも熱いし
今は歯車がちょっと噛み合ってないだけじゃないかな
先は長いんだから、このまま焦らずじっくりいけば残留問題なしだと思うよ
川崎は化け物だわ
補強も含めて根本的に見直せ
でももったいね
ヴィッセル神戸 試合後コメント
ファンマ監督
今日の試合、立ち上がりはチームとしていい状態で入ることができたと思います。特に前半から後半70分くらいまでは、私達のゴール近くでボールを奪い返すことができ、1-0から1-3まで盛り返したということがそれ(いい状態)を表していると思います。ただ、私達の今シーズンの過ごし方は決していい過ごし方ではないと思っていますが、その中で2点目をとられた所が、まだ勝ってる状態にも関わらずチームに大きな影響があったと思います。
私達が目指しているなるべく相手ゴールの近くでボールを奪い返すということを行うためには、それなりの量のパスを繋ぎ続ける必要があるのですが、そこをどうやって達成するかという部分で、体力的にどうマネジメントするかということが難しかったと思います。
70分ぐらいまでは私達がボールを支配することで、ゴールを守るということを達成できたと思います。ただ、それに値するゴールという結果が伴わない時はチームとしてフラストレーションがたまりますし、そこが段々チームのパフォーマンス低下につながっていったと思います。
1試合で3点とって勝てないということは非常に難しいと感じておりますが、我々はそれをやり続けるしかないので精度を上げていくのみです。監督質疑応答
-リージョ監督が目指すサッカーは今のところどこまでできていますか。
点数をつけるということは、100点満点だとすると1度100点というところに到達してからではなければ、そことの距離を図るのことは難しいと思います。チームは確かに成長していると思いますが、現時点でどれくらいの完成度に達しているかを評価することは難しいと感じています。-首位川崎相手にどのようなサッカーをしようと思いましたか。
中盤に4枚配置したことで、インサイドの選手がプレーしずらいという状況を作りだそうとしました。それに対して、相手がフォーメーションを変えてきたことは我々の意図していたことが少しできたということだと思います。ただ、一方で守備面でスライドする必要があると状況もありました。そういった状況の中で、体力のマネジメントをうまくできず、相手コート内でボールを支配することもできず殴り合いのような試合になってしまいました。
川崎は深い位置まで走り続けられるチームで、そのようなチームとこのような試合展開になってしまったことは非常に残念です。古橋亨梧選手
-難しい試合になってしまいましたが、今日の試合の感想からお願いします。
後半いい形で進めた時間帯もあったなかで、踏ん張れなかったのが良くなかったと思います。
全体的に(相手が)前に出てきた時に、どう対処するかというのを見つめ直さないといけないと思います。
-試合はアグレッシブに入りましたが、監督からどのような話があってゲームプランを考えていたのですか?
今日は絶対に勝つ、ということを強く思っていました。-古橋選手のゴールもありましたが、ゴールシーンを振り返っていただけますか。
ボールを受けた時にフリーで受けて、いいコースに入ったので良かったです。-本当にいいコースに決まりましたね。
正直あんなコースにいくとは思わなかったです。-ゴールを奪ったので、余計に悔しさがあると思うのですがいかがですか。
勝てていたので、本当に悔しいです。橋本和選手
-今日の試合はどんな印象でしたか?
悔しいだけです。
ー前半はいいペースだったのではないですか?
いい感じで戦えていたので前半は3-1で終えるのがベストでした。最後の失点はもったいなかったです。ー前半と後半で内容が変わってしまったのはどういった事があったんでしょうか?
川崎フロンターレは上手いのでなかなかプレッシャーをかけに行けなくなりました。ゴール前で押し込まれて自由にされる時間が長くなりきつくなりました。前半はボールを奪った後はしっかりカウンターに出て行って点を取れていましたが、なかなかカウンターに出て行けなくなってから難しい展開になりました。ー後半は相手の猛攻を受け失点が続きましたが、あの時間帯はどんな事が必要だったんでしょうか?
全員で一丸となって、球際に厳しく行って、それでも奪えなかったら次の人が取りに行かなければいけない。それに尽きると思います。ー次の試合に向けてどんな気持ちですか?
監督も代わって、雰囲気的にはチーム一丸となっているように感じています。結果はなかなか出てきていないですけど、徐々に良くなってきている手応えはありますし、あともうちょっとですけど、皆で努力すれば結果はついてくると思うので、次に向けて一日一日練習してさらに良くなっていきたいです。藤田直之選手
-気に流れが変わってしまった要因は
前半は前からも行けていましたし、引いてコンパクトにできていました。やっていて手応えもありました。後半は足が止まってしまい、押し込まれた状態になった時に、自分たちからボールを奪いにいけなかったです。奪った位置が低く、前にボールを運べなくなってしまいました。前半の様にプレスがかからなくなり、ボランチの脇(のスペース)を使われてしまった。相手に持たれる形になって、悪循環になってしまいました。
-失点が続く試合が続いていますが
そうですね。失点してから、全体として気落ちしてしまっています。意図して出している訳ではないですが、(そういう)雰囲気が出てしまっています。失点をして、無理やり前から行って、(ボランチの)脇(のスペース)を使われ、前線と中盤でプレスがかからない時間が長くなり、相手に主導権を握られて、失点する事が多くなっています。-イニエスタ選手は久しぶりの先発でやってみてどうでしたか。
前半のような(主導権を握れた)形であれば、彼が活きると思います。彼はボールも収まりますし、リズムも出ます。しかし、後半のような押し込まれた展開になってしまうと、(彼の良さが出ず)難しい時間を長く過ごしてしまっていました。前半のような展開を試合を通してできれば、彼の良さを引き出せ、チームにも大きな影響をもたらしてくれると思います。引用元:ヴィッセル神戸公式
アンドレス・イニエスタ選手
チームとしては65分から70分ぐらいまでは良い仕事ができたのではないかなとポジティブに捉えています。ネガティブな面としては、やはりまた負けてしまったこと。それは結果としてあるので、今日足りなかったことを引き続き修正を続けて、チームとして解決していくしかないかなと思っています。また個人としてはもっと100%の状態に近い形でプレーしたいなというのはもちろんあるが、また2週間あるし、次の試合ではもっと良い状態でチームに貢献できるのではないかと思っています。
--戦ってみて川崎Fの印象は?
本当にチームとしてしっかりしていて、良いサッカーをしている。個人としても非常に良い選手がそろっているチームだなと思いました。ただ、こちらとしてはリーグ首位のチームと互角の戦いをゲームのほとんどでできたので、それはポジティブな面として持ちたいと思います。引用元:Jリーグ公式
川﨑フロンターレ 試合後コメント
鬼木 達監督
まず本当に大勢のサポーターに来ていただいて、その中で勝てたこと、勝点3を積み上げられたことを非常にうれしく思っています。ただ、本当に前半の立ち上がり、前半のほぼ全部ですね。決して良い形ではなかったので、そこのところは修正しなくてはいけないと思っています。
ただ、自分たちのサッカーをしっかりやれば、こういう形にはなると思っていたので、それを最後に選手がパワーを持ってやってくれたことは非常に評価したいと思います。
--前半、かなり苦しみました。苦しんだ要因はいろいろあると思いますが、大きかったのは何だと考えていますか?
一つはよく分からないですけど、ちょっと硬かったかなと。全体的に動き自体が硬かったかなというのはあります。もう一つは、2トップで挑んだ中で攻守において少し間のところが、中盤とFWをつなぐところが少し足りなかった。そこのところが攻撃、守備において問題だったかなと思います。--それについての布陣変更だった?
そうですね。--この2週間、ゴールのところをしっかりやっていこうと言ってきた中で、今日5点決まったことの評価を教えてください。
ゴールに関しては、やはりとにかく丁寧にというか、ハーフタイムにも伝えたんですが、丁寧にやり続ければ必ずゴールは取れると。練習の中でもそういうことをずっと言い続けた中で、本番でそれをやれたのは本当に評価できると思います。ただ、言えばもっと点を取るチャンスはあったので、そこはもう一回突き詰めていきたいと思います。--先ほどの前半の問題点の部分は、川崎F側が何か出来が悪くてそうなったのか、相手のやり方でそうなってしまったのか。どちらでしょうか?
僕個人としては、自分たちのほうが少し受けてしまったかなと思っています。もちろん相手の立ち位置の関係でプレスの掛かり具合はありましたけど、それにしても自分たちのビルドアップに関しても少し距離が遠かったり、そういうところでリズムを崩してしまったかなと思います。登里 享平選手
── 試合を振り返って
PKのところは、ああいう動きを意識しているし、中に入るところ。サイドバックでも決定的な場面を作り出さないといけない。練習試合でも良いイメージでできていた。前半は、相手との距離が長くて、寄せきれなかった。そこは課題の一つ。前半の失点や悪い時は幅を使われた。三田選手は左利きで持ち方もある。そういう意味で難しい対応になってしまった。そういうところを修正しつつ、勝ちきることが大事だった。後半は、相手のボランチの運動量も落ちてきて、スペースも空いてきた。リョウタ(大島僚太)やケンゴさん(中村憲剛)が起点になったし、マナブ(齋藤学)が点を取ってくれた。それが次につながる。そういう力も合わせて勝点3を積み上げ続けていきたい。谷口 彰悟選手
── 試合を振り返って
前半、バタバタして失点も多く難しい展開にしてしまったが、強い気持ちを持って勝つことだけを考えて、みんなで一致団結して戦った結果、こうやって勝つことができた。それがとても嬉しい。広島が負けたというところで、引き離すチャンスでしっかり勝てたこと。大きかったと思う。いい形でのゴールがあったが、練習中から取り組んできたところ。点を取りに行くということをかなり意識したトレーニングをやってきたので、その成果が5得点として出たと思う。全員で攻撃的に出来たのはポジティブなところだが、ディフェンス陣としてはいらない失点が多かった。そこは厳しくトレーニングからやっていきたいと思う。
── サポーターヘ
得点をするごとにかなり盛り上げてくれて、相手もやりづらかったと思う。サポーターの皆さんに力をもらったなと感じたゲームだったので、これからも簡単なゲームは一つもないので、これからも皆さんの力を借りながら、全員で一緒に戦っていきたいと思う。大島 僚太選手
── 試合を振り返って
前半は、自分たちの中で相手のストロングを出している感じがした。攻め方というか持ち方を修正しつつ、ただ守備もハマらなかった。システムのせいにはしたくないが、システムを変えたりとか、中で話し合いながらプレーはできていた。得点場面は、あんまり覚えていない。それまでの流れがあって、全員が顔を出して選択していった。自分はその前で、チャンスになるところで潰してしまった。チャンスを潰した分、どこかで貢献しないといけなかった。広島を意識しないと言っても、結果は耳に入っていた。今後も試合までの間があくので、試合の入りは気をつけないといけない。小林 悠選手
── 試合を振り返って
前半うまくいかない部分があったが、後半気合いを入れ直して勝つことができた。1失点目は事故みたいな形で、2失点目、3失点目もいってみればスーパーなゴールだった。崩されて取られたわけではなかったので、そこは割り切って、1点返せば勝てるという雰囲気でみんな前向きだった。神戸とは目指すスタイルは違うと思っているし、守備も組織化されているのはうちの方。前半は相手も頑張っていたが、後半はうちのサッカーになった。前半に前から奪いに行くが、ウェリントンが強くて、あそこで収められるのはしんどかった。後半になるにつれて、自分たちらしさも出た。PKはオニさん(鬼木達監督)からプレッシャーがかかるようならアキくん(家長昭博)に蹴ってもらうかという話をしたが、PKの場面のときにアキくんと話をしてお前が蹴れと言われて、自信を持って蹴った。今日は蹴る方向を決めていた。前回、前々回とPKを外して悔しい思いをしたし、チームに迷惑をかけてしまった。これで次からまた自信を持って蹴れると思う。イニエスタ選手は素晴らしい選手で、なかなかボールを取れなかったが、サッカーは1人でやるものではない。そういう意味ではリョウタ(大島僚太)のゴールは、自分たちが理想とするようなパスワークからのゴールだった。早く帰って見直したい。この時期はケガ人や出場停止の選手が出てきたが、チャンスをもらったマナブ(齋藤学)が点を決めるとチームとしてどんどん上に上がっていくことができる。本当に素晴らしかったし、チームに大きな力を与えてくれた。これからのチームの競争も激しくなるし、これからの学は止められないんじゃないかなと思う。自分のことのように嬉しかった。中村 憲剛選手
── 試合を振り返って
まず前半で3失点はNG。いろんなことを話せる試合でもある。自分たちが普段とは違う形でスタートした。向こうの出方がわからなくて、予想以上に手間取った。向こうの方が中盤の人数が多くて、こっちは2トップ。ボールを握られるところもあった。前半から攻撃に関しては、間をとったり背後をついたシーンは多かった、でも守備で握られるシーンが多かった。そこでちぐはぐさが出てしまった。それで3失点してしまった。落ち着いてやることとしっかりと丁寧にやることを決めていればできる。後半のような試合になるなと思っていた。2点目を決めたら思ったらいけると思っていたし、アキ(家長昭博)が決めてくれた。3点目をマナブ(齋藤学)が決めてくれた。マナブが決めたことが何よりも大きかった。あの得点を取った時の味方の喜びやスタジアムの爆発ぶり。あれでチームとして絶対にいけると思っていた。4点目のリョウタ(大島僚太)も素晴らしい崩しだった。なかなか日本で見れない崩し。前半からああいうことができる要素はあった。雨でスリッピー過ぎることもあったが、後半は雨も止んで、ボールも良い感じで動いた。逆転した後、ゲームをコントロールできた。広島が昼に負けて、夜に試合。相手には世界的な選手がいる。そういう中で自分たちのサッカーが見せられた。この勝利はすごく大きいし、自信にもつながる。エウシーニョ選手
── 試合を振り返って
前半、先制してゲームをコントロールできればというスタートだったが、ああいう形で失点して、その後見事なシュートを決められてしまった。ただ、自分たちの戦い方はぶれずにやろうと続けて、勝ちにつなげることができた。ゴールは、フロンターレの特徴を出せたゴールだったと思う。ドリブルでうまくゴール前に入り込めたことがシュートにつながった。今、チームは団結して戦うことができている。あとは日々のトレーニングの成果。1人ひとりがそれぞれ何をすべきか、その共通理解が高まっている。残り試合は少なくなってきたが、目の前の1試合に集中してはじめて優勝にたどり着ける。一歩一歩進んでいきたい。知念 慶選手
── 試合を振り返って
PKを取った場面の起点や、ニアゾーンでの起点にもなっていたのでよかったが、肝心のゴール前で仕事ができなかった。そこはもうちょっとユウさん(小林悠)のプレーを見て、試合でやっていきたい。リードされて焦りは多少はあったが、あれだけ時間があったらチャンスは作れると思っていた。2点目がなかったら、気持ち的にも厳しくなったかもしれない。アキさん(家長昭博)の点があったのは、大きかった。ハーフタイムに、後半15分は死ぬ気で行けと鬼木監督に言われた。途中で代わると思っていたのでGKまで頑張ってプレスに行ったので、足がつっていた。それで後半は攻撃にパワーが使えなかった。2トップでハマらなくて、4-2-3-1に変えてからは、アキさんが落ちるので、自分が落ちなくてもいい。役割がはっきりした分、仕事もやりやすくなった。齋藤 学選手
── 試合を振り返って
いい形で先制することができたが、その後そこまで悪くはなかったと思うが、相手の反撃を受けてしまった。前半のうちにアキさん(家長昭博)がゴールを決めて1点差にしてくれたことが大きかった。個人的にはリーグ戦でゴールを取れずここまで苦しかったが、ようやく取ることができた。ラストチャンスだと思って試合に臨んだので、結果を出せてよかった。ゴールを決めた瞬間はあまり憶えていないが、まだ同点だったのであまり喜べなかった。でも、みんなが喜んでくれた。追いつくことができて、今度は勝ち越すためにもっと点を取る形を作ろうと思っていた。同点の前にチャンスがありながら決められない時間が続いたので、このままズルズルいかなくてよかった。5ゴール取ることができて、フロンターレらしい勝利だったと思う。サポーターの声援が大きな力になった。個人的には試合に出られない時期も、自分なりにやることをやってきた。やっとリーグ戦で1点取ることができたので、残り試合でもっと取れるようにしなければいけない。またチーム内で競争が続くし、簡単に試合に出られるようなチームではない。また気持ちを引き締めて1日1日頑張っていきたい。家長 昭博選手
── 試合を振り返って
前半は失い方が悪かった。そこで相手にチャンスを作らせてしまった。自分たちの問題だったと思っている。2点目は良いボールが来たので、良い形で合わせることができた。4点目は練習でやっている形で、それを試合でやっただけ。今日の勝ちが大きいかどうかは、最後に終わってからだと思っている。引用元:川﨑フロンターレ公式
引用元:Jリーグ公式
試合終了のホイッスルが吹かれたとき、ヴィッセルのサポーター席は一瞬沈黙したように見えた。
3-5というスコアもさることながら、60分過ぎから目の前で展開されたゲームの状況に声を失ったとしても不思議ではない。
その状況はあたかも川崎Fの攻撃練習のようですらあり、守備の形を構築できないヴィッセルの選手たちは翻弄され続けるばかりだったことは事実だからだ。
この試合を報じるメディアの論調も、ヴィッセルにとっては厳しいものばかりだ。
しかし、である。
今、ヴィッセルが身を置いているのは大きな「変革」の流れの中であり、そこではこうした状況も発生するのは、ある種の「必要コスト」でもあることも、また事実だ。
プロである以上、勝利こそが全てで最優先されるのは絶対的な真理ではあるが、今、目の前の試合結果だけに一喜一憂していたのでは、大きな流れの中で進む「変革」を楽しむことはできない。
一部メディアでは、ヴィッセルの試合について「バルサ化」という言葉を定冠詞のように使用し、敗れた試合をコミカルに演出したがる向きもあるが、「バルサ化」というのは、サッカーのプレースタイルに限定されるような小さな話ではない。
それは日本サッカー界における「構造改革」と呼ぶべきものであり、日々の試合結果に左右されるものではないと、筆者は理解している。
だからこそ、本項では試合そのものを冷静に振り返り、ヴィッセルの成長を検証していきたい。
この試合は60分を境に、全く別の様相を呈した。
60分までのヴィッセルは試合を支配し、川崎Fの狙いを外し続けた。
試合序盤に何ともやりきれない形で失点を喫したが、それ以前から続けていたスタイルで川崎Fの守備を翻弄し、持ち前の攻撃力を発揮した。
因みに今季の川崎Fは守備も強く、この試合で喫した3失点は今季の最多失点でもある。
前半だけで川崎Fから3得点挙げたのは、ヴィッセルのサッカーが成長している証であることは間違いない。
この状況を作り出した理由は二つある。
一つはボールを前に運ぶメソッドが明確であったこと。
もう一つは川崎Fの狙いを外すための守備ができていたことだ。
ボールを前に運ぶメソッドだが、これは前節の長崎戦で見せた形が、さらに精度を高めたともいえる。
この試合ではセンターバックを那須大亮と大﨑玲央のコンビとしたヴィッセルだが、ビルドアップに強さを発揮する那須を起用したことで、キム スンギュを含めた最後尾からのボールに安定感が生まれていた。
その前に位置した藤田直之を底として、相手ゴール方向に逆三角形のような形が構築できたことで、パスコースが多く作り出せるようになっていた。
両サイドバックの藤谷壮、橋本和とも、以前のように縦だけを目指すのではなく、中盤の三田啓貴やアンドレス イニエスタとの連携の中で5レーンを意識しながら、常にサイドにトライアングルを作り出していた。
前線で2トップ気味に位置した古橋亨梧とウェリントンが中央で相手のセンターバックを広げる動きを見せ、トップ下のような形になったルーカス ポドルスキとイニエスタで、ペナルティエリア角を意識して攻撃の起点を作り出していた。
ボールホルダーは常に前に向けて人数をかける仕組みができたことで、以前のようにパスコースを見つけ難いということはなく、スムーズにボールを運ぶことができていた。
進行方向が定まったことで、イニエスタとポドルスキが近い距離でプレーできていたため、相手の守備に対して優位を保ち続けた。
そしてボールを運ぶメソッドが確立されていく中で、サイドの使い方にも変化が見られた。
この試合で何度かオーバーラップを見せた藤谷は、サイドの深い位置からも簡単にクロスを入れるシーンは皆無だった。
中央にウェリントンがいたとしても、相手との状況を考えて選択をしていたのだろう。
以前であれば、サイドを上がればクロスで終わることが多かったが、より得点の確立が高いプレーを選択するという中で、ペナルティエリア角に入ってくる選手を探し、そこにパスを通すという流れが生まれていた。
こうした流れの中で、特に威力を発揮したのはイニエスタだった。
試合後、川崎Fの小林悠は「イニエスタは素晴らしい選手で、なかなかボールを奪えなかった」と振り返っていたが、最終的にイニエスタに対しては3人がマークする格好に待っていた。
しかしイニエスタはそのマークを引き連れながら巧みにボールをキープし、バランスの崩れた箇所にボールを通していくため、川崎Fは得意のボールを奪って素早く前に迫る形が作れなくなっていた。
同時に前線でウェリントンがボールを収める形が何度か作れていたことも大きい。
相手のプレッシャーを受けながらも体勢をキープできるウェリントンの強さがあるため、古橋の相手の裏に抜けてボールを引き出す動きも活きた。
この二つのタイプが相手守備ラインの前で躍動したことで、川崎Fは狙い通りの形を作り出すことができなかった。
古橋と三田のゴールそのものは、スーパーなゴールではあったが、そこに至るまでのメソッドは理論的であり、このゴールを偶然性の賜物と片付けることは間違っている。
特に三田のゴールなどは、完全にフリーなポジションを確立した結果であり、三田にとっては狙い済ましたゴールともいえる。守備については試合後、フアン マヌエル リージョ監督が「川崎Fのインサイドのプレーヤーがサポートなしではプレーできない環境を作り出そうとした」と語ったように、家長昭博と齋藤学を孤立させていた。
この両選手のパスコースを限定することで、前線の小林と知念慶を機能不全に追い込んでいた。
ボールホルダーに素早く寄せるところは以前のサッカーと同様だが、そこで球際の勝負にいきなり移行するのではなく、まずはパスコースを限定した上で厳しく寄せていくというボールの奪い方がハッキリしたことで、無駄にファールを犯すこともなかった。このようにリージョ監督によるチームビルディングは、確実に進歩している。
試合後の会見で語ったように「相手コートでゲームを進めるために、パスをつなぎ続ける」という部分は、チームに浸透しつつある。
前半終了時のポゼッション率では川崎Fを上回り(53%:47%)、パス数・成功率とも同様の数字(306本・87%:314本・88%)を出したことは、決して偶然ではない。
短期間にチームを急成長させているリージョ監督の手腕には、改めて感服した。しかし、現時点ではこの状態を90分間続けられないことも、また事実だ。
後半の戦い方には、川崎Fとの現状での差が浮き彫りになっていた。
大島僚太は試合後、前半は自分たちのやりたいことが出来ず、ヴィッセルのストロングポイントを発揮させていたことを認めつつも「システムを変えたりとか、中で話し合いながらプレーはできていた」と語っていた。
この大島の言葉にある通り、川崎Fは4-3-3にシステムを変更した。
これで息を吹き返したのは家長だった。
この万能型の選手がヴィッセルのバイタルエリアを自由に使い出したことで、ヴィッセルの守備は機能不全に追い込まれていった。
悪い流れの中でも耐えながら、自分たちの形に持ちこんでいくことをピッチレベルで考えられる川崎Fとの「状況適応力」の差が出たといえるかもしれない。
ヴィッセルが後半60分過ぎから形を失っていった最大の要因が、ゲーム体力の不足にあることは明白だ。
後半70分を過ぎた辺りからは、全体の動きが低下し、川崎Fの動きを後から追いかける展開が続いた。
その理由を考えるとき、象徴的なのは藤田だ。
この試合のゲームプランにおいて、藤田に課された役割はイニエスタとポドルスキの作り出すスペースを埋めつつ、攻撃を後ろから押し上げるという非常に難しいものだった。
そして藤田は試合序盤から、その役目を十分に果たしていた。
しかし相当に考えながらプレーしていたことは間違いない。
これまでもゲームメークを担当していた藤田だが、リージョ監督の下でプレーして感じる疲れは、これまでの比ではないだろう。
その理由は「考える」という行為にある。
頭をフル回転させながらハードに動くというのは、サッカーにおける理想ではあるが、誰にでもできることではない。
殆どの選手が考えることができないため、そこを「90分のハードワーク」という肉体の使役で誤魔化していく。
しかしリージョ監督が求めているのは、「考える」力だ。
ゲーム体力とは、瞬時の判断を継続する力でもある。
これを高めていくのは、日常のトレーニングから考え続けるしかない。
しかし残念ながら、今のヴィッセルにそれを継続する力はまだ備わっていない。
それが解っているからこそ、リージョ監督は3得点奪った前半を、速すぎる危険な流れと見ていたのだろう。
試合後に「試合全体を通じた体力のマネジメントも巧くしていけなかった」と発言したのは、正にそこを指している。
ヴィッセルの選手にとっては、川崎Fのネガティブトランジッションが速いため、ゴール前でブロックを組まれる前に攻め切りたいという思いが強かった筈だ。
それがあのスピーディーな展開につながったのだが、それを継続するにはまだゲーム体力が不足している。川崎Fはこの数年間、サッカーのスタイルは貫かれている。
細かな箇所では変更も見られるが、大筋は変わっていない。
だからこそ川崎Fの選手たちは、状況に応じた対応をオートマティックに行うことができる。
小林は試合後、「神戸とは目指すスタイルは違うと思っているし、守備も組織化されているのはうちの方」と胸を張った。
ゲーム体力に自信があるからこそ、持久戦に持ち込めば勝機は見出せるという自信の現れなのだろう。
これを身につけるには時間が必要だ。
かつてヴィッセルを指揮していたスチュアート・バクスター氏は、「考え続ければ、やがてそれは常態化する。そうなれば自ずとゲームの流れに応じて自らをマネジメントできるようになる」と語っていた。
その意味では、今のヴィッセルは成長途上にある。
パスをつなぐという手段は徹底してきたが、そこに思考を加える作業が今まさに行われているのだ。
リージョ監督は「殴り合いに持ち込んではいけない相手と、殴り合いに持ち込んでしまった」と語ったが、その状況を作り出したのが「ゲーム体力」の差だったともいえる。こうした流れの中で少しずつヴィッセルの守備に綻びが生まれていった。
川崎Fのシステム変更によってヴィッセルのマークにズレが生まれ始め、中盤を川崎Fに制圧されていった。
前半躍動していたポドルスキも足が止まり、三田の箇所でギャップが生まれ始めた。
リージョ監督は古橋を左に移すなどして、川崎Fのインサイドの選手の動きを制限しようとしたが、これは奏功しなかった。
むしろ古橋が下がったことで、前に動きボールを引き出す動きが減少してしまい、ヴィッセルは守備から攻撃への流れが生まれなくなってしまった。
その後、リージョ監督は選手交代で何とかこの流れを食い止めようとしたが、多くの選手の足が止まっていたヴィッセルの守備が機能を回復することはなかった。試合後、川崎Fを率いる鬼木達監督は前半の流れが悪かったことを認めた上で、それは選手の硬さに因るものだったのではないかとの見立てを口にした。
これは鬼木監督の意地だったように、筆者は感じた。
限定された時間ではあったが、確実にヴィッセルのサッカーが川崎Fの上をいった時間帯は存在していた。
ディフェンデングチャンピオンであり、Jリーグ最強を自認している川崎Fの指揮官とすれば、それは絶対に認めたくなかったのだろう。試合後、藤田は「失点後、気落ちしてしまう雰囲気がある」と改善点を指摘した。
それは事実だが、その理由は何度も繰り返してきたようにゲーム体力の不足と勝利から遠ざかっていることから来る不安感に依拠している。
しかし、イニエスタが語っているようにある時間帯までは、チームとしていい戦い方ができていたことは事実だ。
確実にチームは日々良化している。
川崎Fから3得点を奪い、システム変更に追い込んだことを今は自信とするべきだろう。
橋本が語っているように「あともう少し」だ。
結果が出ていない中では難しいかもしれないが、それでも今の方向性を信じて、それを続けていくしかない。
だからこそ、この試合の2失点目のような、単純なミスからの失点だけは厳に慎まなければならない。最後に判定についても触れておきたい。
最初の失点だが、これは誤審といっても良いだろう。
あの場面でスライディングした大﨑が相手と接触したのは、明らかにシュートを放った後だった。
早い時間帯でこうした判定が出たこともあり、西村雄一主審と選手との間に信頼関係は構築されなかった。
しかし、三田には苦言を呈したい。
命がけでプレーしているからこそ、判定に対して文句を言いたくなるのだろう。
それは理解できる。
しかし不要な怒りを押し隠すのも、またプロの技術でもあるのだ。
適度な怒りはパフォーマンスを向上させるが、過度な怒りがパフォーマンスの低下を招くことは、広く知られている。
この試合で受けた交代後のイエローカードなどは、三田に対する心象を悪くするだけで、何の得もない。
高い能力を持ち、チームに不可欠な存在であるからこそ、三田には怒りをコントロールする術を身につけて欲しい。リージョ監督が発言しているように、3得点してなお敗れるというのは、非常に厳しい状況だ。