フアン・マヌエル・リージョ新監督によりヴィッセル神戸はどう変わる?

ヴィッセル神戸 監督・コーチ陣の新体制に関する記者会見


まずは監督経験が浅い中、激動のチームをまとめてくれた吉田元監督に感謝ですね。

今後もチームをスタッフとして支えてほしいです。そしていつかまたヴィッセル神戸を引っ張っていく存在になってほしいですね。

新体制の記者会見が行われました。マンチェスターCのグアルディオラ監督が師と仰ぐ、フアン・マヌエル・リージョ氏が新監督に就任することになりました。

以下、会見関連の記事とプロフィール・戦術や考え方についてまとめました。

※ドナドーニさんは何しに観戦きてたんやろ。。。。

三浦SDコメント記事

(前略)

神戸は直近のリーグ戦ではAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権が遠のく3連敗を喫しており、15日のガンバ大阪戦(1-2)からわずか2日で吉田孝行監督の解任を発表。三浦SDはリージョ氏側との接触は「この夏ぐらい」とし、元々新監督招へいには動いていたことを明かした。

それでも連敗が吉田監督の解任に影響したかという点については「全く関係がないということはない。ただ準備していたものはあるので、そこで今回のタイミングでという形になった」と説明した。その上で吉田監督は「ここまでチームの基礎、土台を築き上げてくれた」と功績を称え、いまは「役割が変わるということで休んでほしい」と労いの言葉をかけた。

三浦SDは、リージョ氏招へいの意図として「今シーズンの初めに僕はバルセロナのような攻撃的なポゼッションサッカーを目指しますということを言いました。それに適した人と言ったら、どうしてもスペインになってしまう。そういう人選です」と語り、「ここで配置転換をしながら、ここからステップアップして、チームとしてアジア・ナンバーワンを必ず取るんだという方向性になりました」と続けた。

さらに、三浦SDは続ける。リージョ氏は「今、(マンチェスター)シティの監督であるグアルディオラが師匠としている人。本当に世界中の指導者の中で一番尊敬しているのが彼なんですよ」と称賛の言葉を送り、「昔で言うと4-2-3-1のシステムとか、それを作り上げたのもそうだし、もう時代の最先端をいく指導者なので、我々が目指すと本当に一致したというのはあります」と神戸に適任であることを強調した。

バルサ化を目指す神戸だが、リージョ氏はそのバルセロナで指揮をした経験がない。しかし、三浦SDは「ポゼッションサッカーというのを、バルセロナで指揮した人たちがみんな彼に相談しにいく。彼は本当に世界中でナンバーワンというぐらいの戦術家であることは間違いないです」と断言した。

神戸が目指す「攻撃的なポゼッションサッカー」を推し進めるうえで白羽の矢が立ったリージョ氏。52歳のスペイン人指揮官は、経験こそあるものの長く一つのクラブで指揮したことがない。その点について記者から質問が飛ぶと、三浦SDは以下のようにサラりと答えた。

「意外と全部調べてもらったら、途中から引き受けて勝率も良いし、スタイルというのが確立させてるんですよ。変わる理由というのは、ただ悪いから変わるという理由じゃない。例えば、彼に対して『ウチもバルサみたいなサッカーをやりたい!』って、もうひっきりなしに来る状態なんです。だからその意味では彼と我々が契約できたということは、本当に嬉しいこと。シーズン途中で交代とか、シーズン終わった後に契約が切れると言っても、そこがアウトではないんです」

「目標に向かってしっかりと成果を出してくれるんじゃないかと思っております」と期待を込めた三浦SD。新生・ヴィッセル神戸が、世界的戦術家の下、アジア・ナンバーワンの称号を目指していよいよ始動する。

引用元:Goal.com

三木谷会長コメント記事

(前略)

三木谷会長はまず、このタイミングで吉田孝行監督を解任し、リージョ氏を新監督に据えた理由について「時間を無駄にしたくないということが第一としてあった」と説明。その上で「チームの成績にかかわらず、今シーズン中にわれわれが目指しているポゼッションサッカーに対して非常に経験値が高くて、そしてインテリジェンスのある監督を探してきた」と新監督探しの理由について語った。

「そういう中でフアン・マヌエル・リージョという、世界のサッカー界の人が誰でも知っている、いわゆるイノベーターを獲得できる可能性がある」ことを、耳にした三木谷会長は、「バルセロナと様々な方々とご相談させていただいた」と、楽天がメインパートナーを務めるバルセロナの関係者とコミュニケーションを取りつつ、「この方が来れば、我々が目指している方向性と、まさしく同じ方向を向いていくだろうということでお話をさせていただきまして、このたびお受けしていただけるということになりました」と就任までの経緯を明かした。

「楽天自体はご存知の通り、FCバルセロナと相互的な提携をしております。ポゼッションサッカー、また魅力的のある、そして強いサッカー。日本だけではなく世界のファンを魅了できるようなサッカーができるんじゃないかと思っている」と続ける三木谷会長。神戸はアジア・ナンバーワンクラブを目指しており、改革が進むJリーグでも「その先駆けとしてヴィッセル神戸を世界に通用するサッカースタイルで強くしていきたい」と、今後目指すべき方向性を説いた。

そういう意味でも「バルセロナからの様々な教育等もいただきつつやっていきたい」と希望を明かし、「フアン・マヌエル・リージョという、いわゆるポゼッションサッカーの開拓者が今ちょうど空いていて、そして我々のプロジェクトに興味を持ってくれた。チームは今、敗戦が続いて中位ですけども、まだ上に行ける可能性は非常に多くあると思っています。これから選手が一丸となって、そして一体感を持って一致団結して、今シーズン戦っていってくれる」と、新体制発足に大きな期待を寄せている。

引用元:Goal.com

フアン・マヌエル・リージョ新監督コメント記事

サッカーJ1のヴィッセル神戸は17日、新監督にコロンビアのアトレティコ・ナシオナルの元監督フアン・マヌエル・リージョ(52)氏が就任する新体制を発表した。

ヴィッセル神戸フアン・マヌエル・リージョ監督との一問一答は以下の通り。

-就任するにあたって

リージョ監督 日本、そして神戸に来るチャンスをもらって(三木谷)会長には感謝している。プロとして多くの国でコーチとして仕事してきたが、私がこのクラブに貢献できるととらえてもらったことに感謝したい。

-指導法は

リージョ監督 長い時間、サッカーの世界で生きてきた。監督というのは選手が必要。そこをサポートするために来た。だれかに助けてもらうには、助けを与えられる人間にならないといけない。その点、日本は素晴らしい国。文化的に受け入れる土台が存在している。心配はしていない。

-神戸の印象

リージョ監督 日本のサッカーには興味を持ってきた。特に代表で展開されるスタイル。日本人の技術は高い。その基準にもとづいている。神戸もクオリティーの高い選手ばかり。私のフットボール観を導入する条件がそろっている。

-目標は

リージョ監督 目標を話す時、だましてはいけない。誠実でないと。私が話す目標は、そうしようという意図。私が行いたいと思っていることを選手と歩んでいきたい。

引用元:日刊スポーツ

会見のコメントを見ると以前からリサーチしていたようです。

リージョ新監督プロフィール

  • 名前:フアン・マヌエル・リージョ
  • 国籍:スペイン
  • 生年月日:1965年11月2日(52歳)
  • 監督歴
    1981-1985 アマロスKE
    1985-1988 トロサCF
    1988-1989 CDミランデス
    1990-1991 CDミランデス
    1991-1992 クルトゥラル・レオネサ
    1992-1996 UDサラマンカ
    1996-1997 レアル・オビエド
    1998    CDテネリフェ
    2000    レアル・サラゴサ
    2003-2004 シウダ・デ・ムルシア
    2004-2005 テッラーサFC
    2005-2006 ドラドス・シナロア
    2008-2009 レアル・ソシエダ
    2009-2010 UDアルメリア
    2014    ミジョナリオスFC
    2015-2016 チリ (アシスタント)
    2016-2017 セビージャFC (アシスタント)
    2017    アトレティコ・ナシオナル
    2018    ヴィッセル神戸

なんと16歳から監督を務めた異例のキャリアです。本物の戦術家ともいわれるリージョ監督。

どのような考え方の持ち主でしょうか?

戦術・考え方

Sportiva (スポルティーバ) 2009年 09月号 [雑誌] 『 web Sportiva 』

この雑誌のファン・マヌエル・リージョというスペイン人監督の岡田ジャパン評。

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ファン・マヌエル・リージョ

『スペインが誇る知将』
1965/11/2生まれ。
16歳で監督業をスタート。
サラマンカでリーガ1部史上最年少監督に、現在まで12チームを指揮し昨季はレアル・ソシエダを率いる。
2003年にはバルセロナのGMを打診されたグアルディオラが、その監督に推挙した。

※グアルディオラがメキシコのドラドス・デ・クリアカンというチームでプレーする際、
その理由の一つに「監督がフアン・マヌエル・リージョである」事を挙げています。

※バルサ育成部の村松氏評『若いけど最高の戦術眼持つ監督。』

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01.プレスについて。

FWのプレスについてあまりにも無作為で効果的でない。

肝心な場面で体力が残らなくなる、消耗するだけ。

ポジショニングの悪さを無駄な走りで補っている悪循環で本末転倒。

02.ポジショニングの確認。

サッカーはマラソンではない。

ポジショニングの悪さを運動量でカバーしすぎ、運動量をあげることよりも、まずはポジショニングを修正すべき。

敵味方ボールの相関関係を意識し何処にいるべきかを突き詰めるスポーツ。

その為に布陣を如何に整え、機に応じて如何に修正できかの監督の力量が問われるが、今の日本はこの部分でミスが多い。

最終ラインが低すぎて、上げるべきときに上げることができていない。

CBが引きすぎる。相手にスペースを与えるだけ。

二人相手に5人で守り、フリークロスを供給されるシーンを何度もみる。

何処に誰が居るべきか再考する必要がある。
 
03.戦術レベルについて。

低すぎる。課題が多い。

リズムが単調。FWやSBが縦に走るだけで敵は読みやすい。早さより急いでいる印象。

FWとMFとのボールの出し入れで崩すなどのアイデアが必要。

スペインの指導者は3度以上同じサイドで短いパスをつなげる事を嫌う。

プレスにかかり抜け出せなくなる。

04.サッカーには正解がない。

重要なのは監督・選手が決まりごとをわきまえて戦っているかどうか。

続き:欧州サッカー観測人ブログ

約10年前の雑誌でのコメントと抜粋から監督考えが少し見えたのでは?と思います。

ヴィッセル神戸の選手との相性はいかに。。。

まとめ

さて、新監督のファン・マヌエル・リージョ氏ですが、1年以上の監督といてチームに在籍していた経験がないのは気になります。

戦術家というよりかなりの「サッカー哲学の持ち主」といった印象ですので、細かい決まりごとが戦術には多く存在することになるでしょう。それを体現する選手は非常に苦労するかもしれません。

コンセプトとしてボールを中心とした「共鳴」を掲げている方なので、ポジショニングについては非常に綿密な戦術が組まれそうです。

ヴィッセル神戸のバルサ化という新たなチームのコンセプトを植え付けていくためにはこれ以上ない劇薬になるかもしれません。バルサ化を宣言してから着々と体制を整えつつあるヴィッセル神戸。選手面では的確な補強を続ける三浦SDを信じて、この交代劇もサポーターとして信じるよりほかありません!

新体制をサポーターみんなで応援しましょう!!

この写真かっこよすぎる。。。吉田監督お疲れ様でした!!

みんなで議論しよう!

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